声(喉)の手術

喉頭形成術

声帯に直接的なダメージを与えずに、喉の骨の枠組みに変化を与える事で声の病気を治療、または声質を改善させる手術です。局所麻酔で行う手術なので、実際の声の変化を聴きながら声を調節する事が可能です。

01甲状軟骨形成術Ⅰ型

声帯のレベルで甲状軟骨に穴を開け、内側に押し込み、声帯の間の隙間を少なくして声を出しやすくします。声帯麻痺など、発声時に声帯の間に隙間ができてしまう状態に効果的です。

02甲状軟骨形成術Ⅱ型

甲状軟骨を正中で左右に分け、声帯の隙間を広げる頃で、声帯が閉じすぎてしまう状態を改善します。内転型けいれん性発声障害など、声が震えたりつまったりする症状に効果的です。

03甲状軟骨形成術Ⅲ型

甲状軟骨の一部を短冊状に切除し、声帯の緊張をやわらげます。変声障害や一部の外転型けいれん性発声障害に効果的です。また、声を低くする効果もありますので、声が高くて悩んでいる方にも適応があります。

04甲状軟骨形成術Ⅳ型

声帯の緊張を調節する筋肉の一つである輪状甲状筋は、二つの軟骨をつないでいます(輪状軟骨と甲状軟骨)。この軟骨どうしを強制的に引き寄せ、声帯の緊張を高めます。声帯の緊張を高めることで、声を高くしたり、声にハリが出るようにします。声が低い事に悩んでいる方や、声に力がない方に効果的です。

05披裂軟骨内転術

声帯は後方で左右の披裂軟骨に付着し、前方で甲状軟骨に付着しています。披裂軟骨が回転することで、声帯は閉じたり開いたりします。手術では披列軟骨に糸をかけ、声帯をしっかりと閉じます。声帯麻痺外転型けいれん性発声障害など、声帯が閉じない状態に有効です。

喉頭微細手術

喉頭微細手術(ラリンゴマイクロサージェリー)は、声帯の病変を直接的に除去する手術です。全身麻酔で行われます。
声帯結節、声帯ポリープ、声帯のう胞といった声帯の病変に対して行う手術です。全身麻酔で気管内挿管を行い、口から喉頭直達鏡という器械を入れます。手術用の顕微鏡で声帯を拡大し手術を行います。1時間程度で終了し、痛みや出血はほとんどありません。手術後の処置として3日〜7日間は沈黙が必要となります。

外来喉頭腫瘍・ポリープ摘出術

内視鏡を用いた、外来での声帯病変の摘出術です。あまり大きくない病変については、即日外来での摘出が可能です。

トランスジェンダーの方への手術

当院ではトランスジェンダーの方への声の手術も積極的に行っております。「声を低くしたい」「声を高くしたい」などのお悩みに対応できます。

01声帯短縮術(ウェンドラー声帯形成術)

声を高くする手術です。左右の声帯前方の粘膜を切除したのち、声帯どうしを縫合します。これにより声帯が緊張を保ったまま短くなり、地声が高くなります。手術は全身麻酔で行われます。世界的に主流となってきている手術です。

02甲状軟骨形成術Ⅲ型

声を低くする手術です。詳しくは前述の「喉頭形成術」における説明をご覧下さい。

03甲状軟骨形成術Ⅳ型

声を高くする手術です。詳しくは前述の「喉頭形成術」における説明をご覧下さい。

04喉頭隆起切除(喉仏の切除)

喉仏の出っ張りを切除します。極端な切除を行うと声帯にダメージを与えてしまうため、注意が必要です。局所麻酔、全身麻酔での施術が可能です。声帯短縮術や甲状軟骨形成術Ⅳ型と同時に受けて頂く事も可能です。

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